書き流し 8
大体の事は有限である
最近は時間を特にそう感じる事があって私みたいなほとんど1人で仕事をしているタイプは見積もり、準備、施工、片付け、請求書、と金額の大小に関わらず発生してそれ等の行程を消化するには時間が必要だ。
それをこなすだけなら大した事無いのだが複数仕事が発生したり、段取りが変わったりと日々様々なイレギュラーをクリアしながら進めなければならない。
そうなってくると時間と言うのはいくらあっても足りない。性分もあるかもしれないが仕事の集中力を連続で維持出来るのにも限界がある。
そうなってくると友人や恋人、家族との時間も少なくなる。
何が言いたいのかと言うとそうなった場合、関係の悪い人間との縁は立った方が良いのだ。
学生時代仲良くても大人になって環境が変われば考え方だって合わなくなってくる。そうなると合わない人と一緒にいるストレスは不要なモノになる。
縁を切ると言っても連絡を控える、会うのを適当誤魔化して避けると言うだけで良いのだが、やたらとソレを追求してくる。ソレすら面倒だったりストレスなら切る。
そうする事に寄って自分の時間が産まれ少しでも余裕や豊かさが付いてくると思う。
好きな人には手間も金も使えば良いし嫌いな人とは接点を持たなければ良い。
それだけの事なのだがそれが難しい。
そう言う友人が周りに居るのだがもはや優しいのでは無くただの優柔不断。自分が悪者になりたくない人。なのだ。
ストレスに感じる人の評価と自分の精神の健康を天秤に掛けたら重いのはどちらと言われれば答えは一目瞭然の様な気がするのだが。
人付き合いとは難しいな。と思う。
書き流し 7
ラーメンを食べると婚期が遅れる。
最近その仮説を立てた。厳密に言うとラーメン好きは婚期が遅れると言った方が良いだろうか。
私は思うにラーメンを異様に食べる。何なら米も餃子も付ける。そんな人は自己管理が出来ない人だから婚期が遅れるのではないかと言う。仮説をラーメンを食いながら友人と話していた。
ふむふむ 確かに と 独身の友人と喋っていた
昨日もラーメン、今日もラーメン、肌や胃腸はやられ体型もブクブクしてきて、外見も精神面もダメだと私は語った。
何かすごく合点が行って納得していたのだがその友人は
半年に一度程度 私としかラーメンを食べないヤツだった。
私の仮説はあっさり崩れ去ったのだ。
単純に結婚に向いていないだけのようだ。
書き流し 4
友人と結婚の話をした。
私も友人も独身で今年37歳のタメ歳だ。
残念な事に結婚の気配は全く無い。そんな我々だが決して今まで恋人が居た事が無い訳でも無いしそこそこ普通に恋愛をして失恋をして繰り返してきた。
が近年、全く恋人気配すら無くなってしまったのだ。
理由は様々あると思う。まずは圧倒的自然出会いの少なさ。関わる人のほとんどが男性である。
そして、時間の無さ。年々仕事を覚えていくにつれ責任が増え仕事が増え残業が増えて行き自分の時間と言うのが精々一日2時間位しかない。そこに風呂や飯を入れたらほとんど自分の時間が残らないのが現状だ。
ただ、一番の問題は自分自身の女性に対する考え方や気持ち、メンタルの作り方だろう。
浅はかだとは思うが若い頃は全ての上に可愛い彼女が欲しい。みたいな。所謂、女性、セックスへの価値が高かった。しかし年々恋愛を繰り返す事でそこへの渇望やエネルギーが減っていった。それでも自分を奮い立たせて居たのだがちょっと忙しくなったりしてそっちの気持ちを削いだらいつの間にかそのエネルギーはほとんど無くなってしまったのだ。
良く『彼女欲しいけど作るのが面倒くさい』なんて強がりの言葉を聞いたし発してきたがそれを言葉で無く心で理解した気がする。
とにかく、何とも思わないのだ。人並みに性欲もあるし女性を見ると可愛いなとも綺麗だなとも思う。が、その為に関係を0から積み上げる事が果しなく遠い道のりに感じてしまうのだ。
我々も結婚して子供を持つなら結構ギリギリの年齢(むしろ手遅れか?)になってきた。このままでは心底それを望んだ時にほとんど可能性が無く絶望するんだろう。
そして、そこまで頭で分かっていながらも心では『まだ大丈夫。』と、微塵もあせる気持ちが無い自分にホトホト呆れるのであった。
書き流し 3
近年、ワークマンが上がってきている。
低価格、機能性は元々あったのだが最近はデザイン製も向上してパタゴニアぽいとかニューエラぽいとか。サンプリングなのかと言われたらグレーだが確実にタウンユースに落としてきている。
これにより認知度があがり人気なのは納得なのだが故に掘る楽しさが減ってしまったと思う。
個人的には機能製に特化しているが為の意図しなかったデザインや、それを使うために予算を削った結果粗末だったり最初からガッツリ大ネタたカマしてきたり。
ファッションとは対極にあったアンダーグラウンドな感じ、逆にファッションとして洋服屋では見れない服が見れた。と言うことが激減した。と言う寂しさがある気がする。
商業的には大当たりだし。私のような逆張りのニッチな層の意見を聞いていては多分存続出来ないんだろうがせめて職人用店舗とタウンユース向けへ買えてはくれないだろうか。と言うわがままな願いもある。
と、言っているが実は私もれっきとしたワークマンユーザーだ。
そんな私が個人的に食らったのがNB TRUSTの綿100のシャツとパンツのセットアップだ。
安価でありながら綿100であるので作業着として丈夫な部類に入る。そして近年の作業服に見られる意味不明な斜めのラインとかそーゆーのは一切無い。でも作業着だからミニマルでスタイリッシュと言う訳でも無い。本当にただのワークシャツとワークパンツだ。
だが私が個人的に推している理由は色にあって特に墨黒と藍色は最高にイケている。
墨黒の上下に黒のニット帽、ワークブーツを履けば軍人を彷彿とさせる。
藍色はフレンチワークを彷彿とさせる良いカラーだ。
この両方に言えるのが色落ちが楽しめるのだ。アタりやパッカリング、古着好きであれば満足度は高いだろう。
良くデニムを育てるとか経年変化とかあるが仕事で使用する事でその速度は最高に早い。そしてその作業着で金を稼いで一年後には立派なヴィンテージ風の色落ちになるのだ。
色が落ちだした時に無駄な装飾の無さがこれまた素朴な感じで良い味を出してくる。
私はこれをひたすらリピートして買っているが一着目(2年目)のヤツは破れを縫い直して仕事で未だ現役で着用している。
問答無用でブリーチかけたにも関わらず蓄積された油やペンキ汚れ。ブランド品では出せないリアルなダメージは確実にマイヴィンテージだ。
機能製高く今時の流行りに寄せたワークウエアも良いのだが、昔ながらのワークウエアも案外捨てたもんじゃありませんよ。おじさんだしそーゆーのを楽しみながら仕事したいもんです。
と、思いながら今日も作業着をハイター浸けにするのであった。