書き流し 2

洋服をそこそこに好きでファッションを楽しんでいる男性なら恐らく大体の人はオールスターを通ると思う。

 

サイズを上げてキツめに絞ってusaメイドで…なんて色々有る。

 

オールスターなんて靴のワゴンで数千円で買える入門編みたいな立ち位置の靴でありながらその沼にハマると生産国やら年代やら色々あってそれこそ数万円まで羽上がる。

 

最近ではハイクオリティのヤツとかも出てるみたいでそもそも定価が万を超える。

 

さて、それは好みの話であって高いのは高いなりの希少価値やクオリティなんか数千円の安い現行品と差がある訳だが、私はその数千円のチープな潰し用みたいなヤツが好きなのだ。

 

なんなら、コンバースでなくても良い。形が大体それであれば。

 

今日、コンバースじゃないコンバース風のスニーカーを部屋の奥から掘り出した。何となく漂白剤着けて洗濯したのだが、この雑に扱って最悪変な色になってもいいやみたいなノリが私は好きなのだ。

 

履きにくいし直ぐにラバー剥がれるし雨の日なんて論外の一番有名な最弱のスニーカーだがサイズアップして丸紐にして3ヶ月位外で吊るせば何となくヴィンテージっぽいでしょ?

 

私にはそれが丁度良いのである。

 

私みたいなのが良い人もいれば年代物のが良い人もいて、ハイクオリティのヤツが好きな人もいる。側はほとんど同じなのに。

 

そう考えると改めてコンバースのオールスターは名作なんだなぁ。と思うのであった。